飛行機・ナスカは?

ナスカ上空のセスナからの画像


こんなふうに「地上絵」とも「人工の線」とも判断しずらいのが、眼下に広がる。(画像提供T君)



往き 成田からロサンゼルスへ約8時間 (全日空) ロスでラン・チリ航空に乗り換えリマまで約8時間
帰り リマからニューヨークへ約8時間 (ラン・チリ航空)そこで全日空に乗り換え成田まで約12時間

搭乗手続き、乗り換え時間を含めれば往復4日弱かかる。機内で寝てしまえば問題はないのだが、往復それぞれ2、3時間ウトウトするのが精一杯。徹夜を二晩する感じである。

機内食は往復合計で、8食。あまりおいしくないし、おなかもすかない。ソウメン、カップヌードルが出た時は気分が優れずとも、完食。
機内映画で寅さんがラーメンをすするシーンはすごく食べたかった。
(左上写真はリマへ向かう機中から見た日没)


ナスカ地上絵はイカの空港からエアロコンドル社の12人乗りセスナで向かった。この空港は待合・展望場がバンブーで作られていて、時間がすごくゆっくり流れている。ゆっくり流れ過ぎ、9時半のフライトが遅れに遅れ午後2時となった。
勇躍乗り込んだ機内。私の席は軽自動車くらいの狭さの操縦席の真後ろ。なぜか私が操縦士にチップを渡す役目となり、離陸準備で忙しそうにしているのに、果たして声をかけていいものやら。「今それどころじゃない!!」といわれはすまいか。「セニョール」と空元気を出して声をかけたら、気安く振り向き、ドルの札束(12人分)をポケットにねじこんだ。ヤレヤレ。
右上写真はコクピット風景

驚くほどスッと離陸し、25分程ナスカ目指し飛行機は快調にフライト。
ここから感動の地上絵絵巻が始まる。いや始まるはずであったが、なんと、機は猛烈な勢いで傾き、降下し、そして、上昇を繰り返し、見える風景はクルクル回り出すではないか。(当然ですがお客に地上絵をよく見てもらうため)私は備え付けのビニール袋を口に当てさあ吐くぞ、それ、やれ、で地上絵どころではなくなっていた。おまけに、地上絵付近は砂漠で、それっぽい線がいたるところにあり、しかも、絵は小さいので、「クモ」と「ハチドリのくちばし」をしかと見ただけに終わってしまった。トホホ、、、、。当然写真をとる余裕なんてぜんぜんなし。(これはピンピンしていた他の方も採る余裕はなかったそうですが)

ナスカの地上絵 これは、テレビの特集番組やビデオで自宅で見るのが一番良く見える!?
左上写真はパイロットと4ショット


(この稿平成17年8月17日記す)



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